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『熱き志アワード』の授賞式

松江東ロータリークラブでは夢に向かって挑戦している若い人々を励ますことを目的に『熱き志アワード』として顕彰を行っています。
今回は、「島根町で海女」になられた團野舞子さんと「イチゴにクラッシク音楽を聴かせる農業」に取り組む野津喜洋を顕彰者に選び4月14日に取り組み内容をお話し頂き、授賞式を催しました。

授賞式の写真

「島根町のあまちゃん」 團野舞子 さん

この度は「熱き志アワード」で表彰して頂き、本当にありがとうございます。

専門学校を出て動物病院でトリマーをしていました。家族はふるさとの島根町大芦で漁業をしています。漁業権は一家族に一人だけ与えられる権利ですが、一人娘の私以外に父親の跡を継ぐものがありません。簡単なことではありませんが挑戦してみようと思い、海女に転職しました。

ウェットスーツを着た身体に1kgの重りを付けてもすぐに浮かんでしまいます。海の中では自分一人でやってみなさいという厳しい父の指導のもとで、独学で素潜りを覚えました。潮に流され、岩に当たった事もあります。海は怖いです。

島根町では今3名しか海女はいません。他の皆さんはみな高齢者の方たちです。まだ未熟な若い私です。命の危険も伴う仕事ですが、楽しみながら海女ちゃんを頑張って新たな販路を見つけて行きたいと思っていますので皆さんよろしくお願いします。

「イチゴにクラッシク音楽」 野津喜洋 様

野津喜洋さんはイチゴに一目惚れして、東京農大からJA職員を経て2010年4月に就農し。現在33歳。松江市福富町にパイプハウスを3棟持つ。エコロジー栽培に取り組み、また「高音域の音が成長を促進させる」と信じてハウス内にモーツアルトの曲を流すという独自の方法でのイチゴ栽培に挑戦。この方法で通常より大きくて甘く美味しい果実ができ、販売価格は通常より高めながら「これを食べると他のイチゴが食べられなくなる」と、飛ぶように売れる。もちろん市内のパティシエからの評価も高い。地域の盛り上げに一役買いたいと、この「福富いちご」をブランド化すべく今後は規模を拡大し、安定供給を目指すという。

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